ボールを蹴りたいシステムエンジニア

ボール蹴りが大好きなシステムエンジニア、ボールを蹴る時間確保の為に時間がある時には勉強する。

EclipseのPython開発プラグインpyDevをインストールして使ってみる。

WindowsでのPython開発はVisual Studio Express 2015 Python Toolsを使ってたんだけど、どうやら30日間の評価期間を超えたら使用できないようでしたのでIDE乗り換え。

EclipseプラグインpyDevが良さそうなのでインストールして使ってみる。

環境

Windows10 64bit
Eclipse4.6

手順

Eclipseツールバー、ヘルプ -> Eclipseマーケットプレイス
検索タブに「pydev」と入力して検索。

検索結果のPyDevをインストール。

途中、「これらの証明書を信頼しますか?」と表示されますがOK。

インストール後はEclipseを再起動。

再起動後、ウインドウ -> パースペクティブ -> パースペクティブを開く -> その他 -> PyDevを選択。


ウインドウ -> 設定 -> PyDev -> インタープリター -> Python Interpreter
右上の新規をクリック。
今回はPYthon for Windows3.5を利用するので
インタープリター名に「python3.5-windows
インタープリター実行可能ファイルに「C:\Python3.5\python.exe」を入力してOK。

そうすると、pythonpathの選択が表示される。
とりあえず全て選択状態でOKとする。
※OKクリック後は読み込み中なのかちょっと時間掛かる。

ここまででインストール完了。

では、適当にpythonプログラムを作成してみる。

パッケージエクスプローラーから
新規プロジェクト -> PyDev -> PyDevプロジェクト
プロジェクト名を適当に設定。
プロジェクトタイプはPython
文法バージョンは3.0-3.5
インタープリターは先程作成した「python3.5-windows
「PYTHONPATHにプロジェクト・ディレクトリを追加する」を選択。

以上を設定し完了。

パッケージエクスプローラーで右クリック、プロパティの設定。
テキストファイルのエンコードUTF-8に、新規テキストファイルの行区切り文字をUnixに設定。

パッケージエクスプローラーで右クリック、新規 -> PyDevモジュール
パッケージ名の入力は任意、ファイル名は拡張子名は不要。

完了をクリック後にテンプレートを選択画面が表示される。
今回は「モジュール:メイン」を選択

その後、PyDevでの実行時の設定のチェック画面が表示されますがすべて選択状態でOK。

pythonプログラムが作成される。

適当なプログラムを実装し、対象プログラムを右クリックで実行。
Python実行」を選択して実行すると。
Eclipseのコンソールに実行結果が表示される。

デバッグを使いたい場合はコード行の左部分でダブルクリック、または右クリックで「ブレークポイントを追加」してブレークポイントを設定。
ブレークポイントを設定した状態でデバッグするとブレークポイントポイントでプログラムが止まり変数の状態が確認出来る。

コード補完も出来て便利。

元々、機械学習の勉強のために環境構築しましたが、
以下のライブラリの正常動作が確認取れました。

MeCab、pandas、numpy、scipy、pyplot、matplotlib、scikit-learn、gensim(word2vec, doc2vec)

おわりに

これまで色々Pythonの開発IDE使ってきたけど一番使いやすい気がする。
個人的にはWindowsでのPython開発はpyDevがオススメ。

ちなみに、これまで使ってきたIDEは以下。

Visual Studio Express 2015 Python Tools
PyCharm
SublimeText2
vim

ただ、やはりWindowsではライブラリの環境構築周りでハマる事が多いのでMacに比べてPython開発には向いていないのかも。