CentOS6とCentOS7の違い
とりあえず自分が実際に設定時に遭遇したもののみ記載。
都度アップデートしていきます。
NIC命名規則
イーサネットを例に上げると、CentOS6ではイーサネットのネットワークデバイス名はお馴染みの「eth*」でしたが、CentOS7からは「en」からはじまる名前に変わりました。
もちろんイーサネット以外も変更になっており、主に先頭2文字がNICの種類、その次に物理的なロケーションの論理番号となるようです。
詳細は下記ページより。
PredictableNetworkInterfaceNames
ネットワーク設定方法
CentOS6では/etc/sysconfig/network-scripts/配下のファイルを編集して設定する事が多かったですが、CentOS7ではNetworkManagerに付属する「nmtui」と「nmcli」コマンドを使用した方法が推奨されているようです。
従来の方法でも設定可能ではあります。
nmcliを利用して設定した時の記事です↓
toriaezu-engineer.hatenablog.com
サービスの起動設定
CentOS6まではサービスの起動には
service tomcat start
のようにserviceコマンドを使っていましたが、CentOS7からはsystemctlに変わっています。
chkconfigもsystemctlに置き換わっています。
一応、従来の古いコマンドも利用できるそうです。
正直自分は元々サービスの起動は以下のように直接スクリプト実行する事が多かったので、特に影響無いようにも感じますが。
/etc/init.d/tomcat start
ファイアウォールがiptablesからfirewalldに変更
従来のiptablesも利用できます。
firewalldを停止してiptablesを設定した時の記事です。↓
toriaezu-engineer.hatenablog.com